所有エフェクター紹介 ProCo RAT2(レビュー有り)
僕が初めて買ったエフェクターの「ProCo RAT2」を紹介します。
- FILTERは右に回すと高音が削れ、左に回し切った状態だと高音が強調される
- 歪みを絞った状態では歯切れの良いディストーション
- 歪みを強くすると音が潰れ始めてファズっぽくなる
- RAT2を探すならこちら
RAT2の概要
RATシリーズは1978年頃から生産されているため、モデルチェンジを繰り返しています。
そのため、いくつかのバリエーションがあります。その中で僕が所有しているのはRAT2です。
RAT2は、アメリカ製と中国製があります(アメリカ製の方が古い)。
そして、中国製には、センタープラス端子の古いものとセンターマイナス端子の現行モデル(2021年12月31日現在)のものがあります。
僕のはセンタープラス端子の中国製です。
モデルごとに音が異なるという話を聞いたことがあるのですが、自分が所有しているものしか聞いたことがないので、そのことについてはよくわかりません。
コントロール
RAT2のツマミは左からDISTORTION、FILTER、VOLUMEの3つです。
DISTORTIONは歪み量の調整、VOLUMEは音量の調整です。
これは、一般的なエフェクターと一緒です。
しかし、FILTERはこのエフェクター独特のツマミです。
これは、簡単に言うとTONEのツマミです。
しかし、一般的なエフェクターのTONEとは違い、右に回すと高音が削れます。
左に回し切った状態だと高音が強調されます。
音
このエフェクターは歪みを絞った状態では、歯切れの良いディストーションです。
しかし、歪みを強くすると音が潰れ始めてファズっぽくなります。
あくまでもファズっぽい音であって完全なファズにはなりません。
僕は、DISTORTIONのツマミを9時〜10時ぐらいにしてバッキングを弾くのが好きです。
また、DISTORTIONのツマミを10時以降にしてFILTERのツマミで高音を調整すれば、リードもいけます。
電源
RAT2は、電池とACアダプターの両方に対応しています。
電池交換
RAT2は、電池ボックスのねじ(画像の赤マル)を手で回して外すことができるので、電池交換が楽です。
MXRタイプのエフェクターと違って、ドライバーを使わなくてよいのはとても助かります。
電池持ちがとても良いエフェクターなので、電池交換すること自体が少ないですけどね’`,、('∀`) '`,、
ACアダプター
RAT2に付いているACアダプターを接続する端子は、現行モデル以外はセンタープラス用です。
しかし、多くのエフェクターに使用されている端子は、センターマイナス用です。
そのため、エフェクター用のACアダプターのほとんどがセンターマイナス仕様です。
したがって、現行モデル以外のRAT2には、ほとんどのACアダプターをそのまま使用することができません。
一般的なエフェクター用のACアダプターを接続するには、センタープラスに変換するアダプターを使用する必要があります。
動画
RAT2を使用した動画を以下にアップしてます(音質と演奏力については勘弁してくださいm(_ _)m)。
ECサイトで探す
RAT2は、以下のECサイトで探せます。
まとめ
- FILTERは右に回すと高音が削れ、左に回し切った状態だと高音が強調される
- 歪みを絞った状態では歯切れの良いディストーション
- 歪みを強くすると音が潰れ始めてファズっぽくなる
- 電池交換が楽
FILTERツマミにくせがありますが、それを使いこなせれば、良いエフェクターだと思います。
歯切れの良いディストーションやファズっぽい歪みが好きな人には、ハマるかもしれません。
ディストーションやファズっぽい歪みを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
RAT2についてはこちらを参照してくたさい。