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Fender Acoustasonic Player Telecasterを試奏しました

2024年4月2日

この前の休日に、Fenderの「Acoustasonic Player Telecaster」を試奏しました。

Offset Picksの特徴
  • 生音はアコギの音がするが鳴りは悪い
  • ポジション1はエレアコ用とエレキ用のアンプのどちらでも音の印象は変わらない
  • ポジション2とポジションと3はエレアコ用とエレキ用のアンプでは音が違う
  • Acoustasonic Player Telecasterを探すならこちら

Acoustasonic Player Telecasterについて

Acoustasonic Player Telecasterは、アコースティックギター(エレアコ)の音とエレキギターの音が出せる「American Acoustasonic Telecaster」のコストダウンモデルで、3Wayセレクターとブレンダーの組み合わせによって、6通りの音が出せます。

そして、セレクターをエレキのリアピックアップの場所にしたのがポジション1、真ん中にしたのがポジション2、フロントピックアップの場所にしたのがポジション3です。

また、ブレンダーを絞りきった状態でボイスAのみとなり、ブレンダーを全開にするとボイスBのみになります。

セレクターとブレンダーの組み合わせによる音色は以下のようです。

ポジションボイスAボイスB
ポジション1Noiseless Tele Pickup
クリーンなテレキャスタートーン。
Fat Noiseless Tele Pickup
パワーを上げて少し歪んだテレキャスタートーン。
ポジション2Lo-Fi Clean
純粋なアンダーサドルピエゾピックアップ。
Lo-Fi Crunch
ピエゾPUサウンドに歪みを加え、エレキとアコギを同時に鳴らしたようなサウンド。
ポジション3Mahogany Small Body Short Scale
戦前のGibson LG-2風。
ショートスケールマホガニーボディのタイトかつウォームなアコギサウンド。
Rosewood Dreadnought
Martin D-28風。
煌びやかな高域から豊かな低域まで出るクラシックなアメリカンアコギサウンド。

試奏(レビュー)

生音で試奏

まずはじめに、生音を確かめました。

アコギ用のブロンズ弦を張っていたため、アコギの音がしました。

ただし、鳴りは悪かったです。

また、試奏したAcoustasonic Player Telecasterの重量は軽かったです。

私感では、ローズウッドを使用したドレッドノートよりも軽かったです。

そして、ネックは握りやすかったです。

エレアコ用アンプで試奏

次に、エレアコ用アンプのFender Acoustasonic 40に繋いで弾きました。

ポジション3を試奏

最初にポジション3を試しました。

ボイスAでは、高音が強い音がしました。

そして、ボイスBにすると高音が強さはそのままで低音が出ました。

しかし、ポジション3は、高音が強くて好みではありませんでした。

ポジション2を試奏

次に、ポジション2を試しました。

ボイスAでは、ポジション3のように高音が強い音がしました。

そして、ボイスBにすると一転して太い音が出ました。

また、ポジション2のボイスBの音は、6種類の音色の中で1番太い音でした。

ポジション1を試奏

次に、ポジション1を試しました。

ボイスAでは、他のポジションとは異なり、エレキギターの音がしました。

そして、ボイスBにすると若干の歪み成分が加わりました。

ただ、歪み成分が加わってもほぼクリーンなので、もう少し強い歪みが欲しかったです。

また、ポジション2とポジション3ではボディを叩いたときに音が出ましたが、ポジション1では音は出ませんでした。

しかし、ポジション1のボイスAの音が、6種類の音色の中で1番バランスの良い音でした。

エレキ用アンプで試奏

店員さんに勧められてエレキ用アンプでも弾きました。

使用したアンプは、銀パネのSuper Reverbです。

ポジション1を試奏

最初にポジション1を試しました。

ボイスAとボイスB共に、エレアコ用アンプのときと印象は変わりませんでした。

そして、エレキ用アンプでもポジション1のボイスAの音が、1番バランスの良い音でした。

ポジション2を試奏

次に、ポジション2を試しました。

ボイスAでは、エレアコ用アンプのときとは違い、太い音が出ました。

そして、ボイスBにすると、さらに太い音になりました。

ポジション3を試奏

最後にポジション3を試しました。

ボイスAでは、ポジション2と同様に太い音が出ました。

そして、ボイスBにすると、さらに低音が出ました。

また、エレアコ用アンプのときと同様に、ポジション2とポジション3ではボディを叩いたときに音が出ましたが、ポジション1では音は出ませんでした。

Acoustasonic Player Telecasterを探す

Acoustasonic Player Telecasterは、以下のECサイトで探せます。

まとめ

  • 生音はアコギの音がするが鳴りは悪い
  • 重量は軽い
  • ポジション1はエレアコ用とエレキ用のアンプのどちらでも音の印象は変わらない
  • ポジション2とポジションと3はエレアコ用とエレキ用のアンプでは音が違う

Acoustasonic Player Telecasterは、エレアコの音とエレキの音が出せるので、ライブ中にエレアコとエレキを持ち替える人に向いていると思いました。

しかし、ライブ中に持ち替えが必要なければ、買う必要はないと思いました。

そして、私はライブ中にエレアコとエレキを持ち替えることがないので、購入はしませんでした。

Acoustasonic Player Telecasterは購入しませんでしたが、他の機種のAcoustasonicの音を気に入るかもしれないので、機会があれば試奏してみたいです。

Acoustasonic Player Telecasterについてはこちらこちらを参照してください。