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Umbrella Company Hitchhike Drive登場!ビンテージツイードアンプの響きをダイナミックにコントロールできるオーバードライブ/プリアンプ!

2022年5月27日

Umbrella Companyから、ビンテージツイードアンプの響きをダイナミックにコントロールできるオーバードライブ/プリアンプの「Hitchhike Drive」が発売されます。

概要

Hitchhike Driveは、アメリカ製のビンテージツイードアンプにインスパイアされたオーバードライブ/プリアンプで、3モード(D/T/B)のアンプタイプを選択することが可能のようです。

そして、GAINノブの設定によって、プリアンプ的なブースト、マイルドなクランチ、クランクさせたトップブーストまで、自由度の高いサウンドメイクが可能のようです。

さらに、ギターボリュームへの追従性を重視し、快適なアンプフィールを実現しているようです。

また、Saturateスイッチによって、ダイナミックフィルター機能(高周波数帯域のみにマイルドなコンプレッションを適応)をオン/オフ可能で、真空管アンプの特徴的なサチュレーションをピッキングの強弱や演奏のダイナミクスに追従させる事ができるようです。

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ゲインセクション

ゲインセクションには、シリコントランジスタ(2N5088)を使用したディスクリートのゲインセクションを採用しているようです。

そして、クリッピングダイオードのタイプとコンビネーションから、3タイプのアンプトーン(D/T/Bモード)を作り出しているようです。

また、モードごとの音量差を無くすために、クリッピングダイオードの切り替えに伴うレベル差を補正しているようです。

Dモード

Dモードは、対称クリップを採用した1番歪むモードで、ツイード期のDeluxeアンプの生々しいトーンやゲインストラクチャーを追求しているようです。

そして、トップブースト(GAIN 12/TB)付近では、コンパクトサイズのアンプ特有の箱が震えだすような有機的で激しいドライブサウンドが得られるようです。

さらに、ギター本体のボリュームやピッキングの強弱によって、ブルージーなクランチやブーストまで、音抜けを保ったままで可変することができるようです。

Tモード

Tモードは、対称クリップを採用した歪み感が1番少ないモードで、Twinアンプのような深みのある存在感を持つアンプライクサウンドのようです。

そして、高いゲイン設定ではアメリカンロックサウンドを代表するような艶のあるオーバードライブサウンドを、低いゲイン設定では見事なクリーンブースターとして機能するようです。

また、Saturateスイッチを組み合わせる事で、チューブアンプ特有のマイルドさとコンプ感を加えられ、瑞々しい音調のクリーントーンは分離感良くコードを響かせるようです。

Bモード

Bモードは、異なるダイオードを組み合わせた非対称クリップを採用し、Tモードよりゲインが高く、中低域の存在感が強調されたサウンドが特徴のようです。

そして、低めのゲイン設定ではナチュラルなクリーンからクランチへと滑らかに変化し、高いゲイン設定ではブルージーで心地よいオーバードライブサウンドが得られるようです。

また、ダイナミックフィルター(Saturateスイッチ)を組み合わせる事で、立体的でハリのあるトーンを表現するようです。

トーンシェイピング

トーンシェイピングは、回路上に仕込まれた固定のフィルター回路の「Scoop Filter」(コントロール無し)と「アクティブEQ」の2つのアプローチでトーンシェイピングを実行しているようです。

ゲインセクションを通過した信号は、まず「Scoop Filter」によって、アンプらしくトーンシェイプされるようです。

そして、キャビの箱鳴り感やスピーカーユニット自体のトーンを想定したEQカーブを適応し、土台となるベーシックなアンプトーンを構築しているようです。

また、TREBLEとBASSの独立2バンドのアクティブEQ回路は、自然なコントロール性を徹底的に追求され、素子を組み合わせて定数を厳選することで、求められる理想的なEQカーブと効き具合を実現したようです。

ダイナミックフィルター機能

ピッキングのニュアンスや演奏のダイナミクスに追従する「ダイナミックフィルター機能」によって、真空管ギターアンプの美しいサウンドを決定つけている「コンプ感を伴うサチュレーション」を得る事ができるようです。

Saturateスイッチでオン/オフできるこのダイナミックフィルターは、高域成分(約2kHz~)だけにコンプレッションを与えることのできるオリジナル回路で、最適な応答特性を得るために専用設計のオプティカルリダクション素子を開発したようです。

そして、ピッキングごとに高速なアクションでプロセスすることで、真空管アンプに見られる独特なコンプ感が再現され、アタックとサスティーン部分で音色が若干変化し、低域と高域で異なるエンベロープとなるため、オーガニックで立体的なサウンドとなるようです。

また、一般的なリミッター回路は、シグナルを整流して得られた直流電圧からリダクションのためのコントロール電圧を作り出すため、平均化したエンベロープで音量を制御しますが、Hitchhike Driveのダイナミックフィルターでは、シグナルの増幅からダイレクトにオプティカルリダクション素子を駆動し、信号波形を直接、そして高速にリダクションするため、演奏の細かな強弱やニュアンスに滑らかに追従できるようです。

さらに、高速なカッティングやピッキングに対しても一音ごとに(高域成分のみに)反応し、一般的なコンプレッサーとは異なる自然な粒立ちが達成され、真空管アンプ特有の高域の滑らかさと独特なピッキングアタックを再現したことで、完璧なアンプフィールを楽しむことができるようです。

Saturateスイッチ

Saturateスイッチは、トーンに細かなニュアンスやタッチを与えられるスイッチで、スイッチをOFFにする事でコンプ感のない素直な特性にも切り替えられるようです。

そして、Saturateスイッチの効果をより実感するには、JC-120などのクリーントーンのギターアンプで試すと分かりやすいようです。

また、JC-120のニュートラルなサウンドに真空管アンプらしいマイルドなアタック感やサチュレーションをプラスする事ができるようです。

トゥルーバイパス

リレーを用いたトゥルーバイパス回路を採用しており、シグナルの引き回しを最小に設計し、経路に配線材も無く、音色変化の全くないバイパス回路を設計したようです。

また、電源レギュレーターを内蔵したことで、使用するACアダプターに左右されない安定したサウンドパフォーマンスを達成しているようです。

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まとめ

  • 3モード(D/T/B)のアンプタイプを選択することが可能
  • 自由度の高いサウンドメイクが可能
  • ギターボリュームへの追従性を重視し、快適なアンプフィールを実現
  • Saturateスイッチでトーンに細かなニュアンスやタッチを与えられる

Umbrella Companyから、ビンテージツイードアンプの響きをダイナミックにコントロールできるオーバードライブ/プリアンプが出ますね。

ツイードアンプを弾いたことがないので、このエフェクターの音には興味があります。

機会があれば、試奏してみたいです。

ツイードアンプが好きな人はHitchhike Driveを検討してみてはいかがでしょうか。

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Hitchhike Driveについてはこちらを参照してください。