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真空管アンプシリーズ第3弾のBlackstar HT Venue MK III登場

Blackstarから、真空管アンプシリーズ第3弾の「HT Venue MK III」が発売されます。

概要

HT Venue MK IIIは、これまでのHT Venueの歴史と成功を尊重しつつ、音質、機能、全体的なパフォーマンスを向上させているようです。

そして、画期的な追加機能として、スピーカー、キャビネット、マイク、ルームエミュレーションにおける最新のイノベーションを具現化した先進のCabRig DSPテクノロジーがあるようです。

さらに、USB-C経由の4チャンネルオーディオと相まって、DAWにおいてもプロクオリティの真空管のトーンを簡単にキャプチャーできるようです。

また、ラインナップにはコンボアンプとヘッドアンプが有り、ヘッドアンプ用のスピーカーキャビネットは、Celestionドライバーを搭載し、フィンガーロックジョイント、頑丈な配線、クールなヴィンテージスタイルが備わっているようです。

Voiceスイッチ

他のアンプに搭載されているVoiceスイッチは通常、既存のサウンドに微妙な変化を加えるもので、トーンコントロールをシフトしたり、わずかにブーストを加えるもののようです。

しかし、HT Venue MK IIIでは、各Voiceスイッチがプリアンプとパワーアンプの両方で、EQのボイシング、回路内のトーンスタックの位置、ゲイン、パワーアンプのダンピングなど、根本的かつ広範な回路変更を行ない、トーンコントロールのユニークな柔軟性を実現したようです。

CabRig

CabRigは、IRスナップショットの欠点を克服し、最先端のデジタル処理によって、マイクアップされたギターキャビネットのサウンドとニュアンスを詳細に再現しているようです。

そして、250以上のマイクとキャビネットの組み合わせを3つのオンボードスロットに保存可能なようです。

また、各キャビネットタイプでは、ルームマイクやマスターEQと並んで、マイクのタイプや軸が選択可能なようです。

さらに、無償のアーキテクトソフトウェアに接続すれば、さらに深く掘り下げたオプションが利用できるようです。

USB-C接続

USB-C接続によって、最大4チャンネルのギターシグナル(クリーン/ドライ、プリアンプアウト、ステレオエミュレートアウト)をPCに送り、レコーディングが可能なようです。

そして、4チャンネルすべてを一度にレコーディングできるので(PCの処理速度に依存)、ギターパートのトラッキングが簡単で、ミックスにも柔軟性があるようです。

パワーリダクション

内臓のパワーリダクションは、音色に好ましくない影響を与える負荷抵抗ではなく、出力トランス/スピーカーのリアクタンスを変化させることでパワー段の内部動作電圧(HTとバイアスの両方)を制御することで達成しているようです。

その結果、出力段とフィードバックループのトーンシェイピングに影響を与えることなく、出力に制限が生じるようです。

したがって、基本的なトーンは変わらないが、パワーアンプのオーバードライブはより低い音量レベルで発生し、フルアップさせた小型真空管アンプのような感触になるようです。

リバーブ

「DARK」と「LIGHT」という2種類のリバーブが用意されているようです。

そして、DARKはルームリバーブを、LIGHTはプレートリバーブをベースにしているようです。

また、リバーブタイムは、ソフトウェア「Architect」を使ってクリーンチャンネルとODチャンネルを個別に調整可能なようです。

ラインナップ

ラインナップは以下のようです。

種類機種名
コンボアンプHT Club 40 MK III(40W、1×12スピーカー)
HT Stage 60 112 MK III(60W、1×12スピーカー)
HT Stage 60 212 MK III(60W、2×12スピーカー)
アンプヘッドHT Club 50H MK III(50W)
HT Stage 100H MK III(100W)
キャビネットHTV-412A MK III(4×12スピーカー、上部が斜め)
HTV-412B MK III(4×12スピーカー、上部が真直ぐ)
HTV-212 MK III(2×12スピーカー)
HTV-112 MK III(1×12スピーカー)

まとめ

  • 真空管アンプシリーズ第3弾
  • 音質、機能、全体的なパフォーマンスを向上
  • ギターキャビネットのサウンドとニュアンスを詳細に再現したCabRigを追加
  • USB-C接続により最大4チャンネルのギターシグナルをPCに送りレコーディングが可能

Blackstarから、真空管アンプシリーズ第3弾が出ますね。

真空管アンプを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。

HT Venue MK IIIのラインナップはこちら

HT Venue MK IIIについてはこちらこちらを参照してください。