VOX MV50 Brian Mayを試奏しました
スタジオに行った帰りに、楽器屋でVOXの「MV50 Brian May」を試奏しました。
MV50 Brian Mayについて
MV50 Brian Mayは、MV50の回路とVOX AC30のトーンをベースに、KAT(Knight Audio Technologies)トレブルブースターを追加したBrian Mayのシグネチャーモデルです。
そして、背面のスイッチで、トレブルブースターのON/OFFを切り替えることが可能です。
また、フロントパネルのコントロールは、ゲイン、トーン、ボリュームの3つで、シンプルな構成です。
試奏
試奏に使ったギターは所有しているVanZandt Bronson、キャビネットは楽器屋の試奏用のアンプに使ってるVOXのもの(型番不明)です。
トレブルブースターON
まず最初に、トレブルブースターをONにした状態で試奏しました。
ゲインを最小にしてもストロークでは歪みが得られ、中低音が出すぎないので、ストローク主体の演奏が気持ちよかったです。
そして、ゲインを上げれば、リードでも使える歪み量が得られます。
また、トーンは、効きが強くなりすぎず、効きが悪すぎず扱いやすかったです。
トレブルブースターをONにした状態にした音は、好みだったため気に入りました。
しかし、ボリュームは、気に入らなかったです。
なぜなら、9時から10時の間ぐらいのところで急激に音量が上がるため、ボリュームの調整が難しかったからです。
トレブルブースターOFF
次に、トレブルブースターをOFFにした状態で試奏しました。
トレブルブースターがONの状態と比べると歪みの量と音量が少し下がり、ゲインを最小にするとクリーントーンになりました。
そして、トレブルブースターがONの状態よりも中低音が出て太い音になり、太い音でリードを弾きたいときに向いていると思いました。
しかし、音が太すぎてストロークには向かなかったです。
また、トーンとボリュームのノブの効きに関しては、トレブルブースターがONの状態と変わりませんでした。
まとめ
- トレブルブースターのON/OFFで音質が変わる
- トレブルブースターOFFでは中低音が出る太い音
- トレブルブースターONでは歪みの量と音量が少し上がり、中低音が減る
- ボリュームの調整が難しい
トレブルブースターのON/OFFで音質が変わるのが面白いと思いました。
そして、トレブルブースターをONにした状態にした音が気に入りました。
しかし、主に2つの理由から購入はしませんでした。
1つ目の理由は、ボリュームの調整が難しかったのが気に入らなかったからです。
もう1つの理由は、ギターアンプ用のキャビネットを持っていないため別途購入する必要があるからです。
ただし、音自体は良いので、このブログを読んでくれた皆さんには、1度試奏して欲しいアンプではあります。
VOX MV50についてはこちらを参照してください。
ECサイトで探す
MV50 Brian Mayは、以下のECサイトで探せます。