Marshall Bluesbreakerを試奏しました
スタジオに行った帰りに寄った楽器屋にMarshallの「Bluesbreaker」が入荷していたので、試奏させてもらいました。
- 単体の歪みは弱く、ゲインを3時以降にしなければストロークで歪まなかった
- トーンでこもった音からジャキジャキした音まで作ることができた
- 大きい音量にするにはゲインを3時以降にしてからボリュームを上げる必要があった
- Bluesbreakerを探すならこちら »
Bluesbreakerについて
Bluesbreakerは、Marshall創立60周年記念モデルとして復活したエフェクターで、The Guv’Nor、Shredmaster、Drivemasterと共に復刻されました。
そして、Bluesbreakerは、コンボアンプの「1962」からインスピレーションを得ており、低めのゲインとより滑らかなトーンを与えるソフトクリッピングを使用するエフェクターのようです。
さらに、特徴的な外観や内部回路は細部に至るまでオリジナルを忠実に再現しているようです。
また、当時も人気がありましたが、Steve CradockやJohn Mayerなどの使用によって、近年さらに人気が高騰しているようです。
試奏
試奏に使ったギターは所有しているFender Japan TL-52、アンプは楽器屋の試奏用のアンプに使ってるトランジスタのVOXのもの(型番不明)です。
また、Bluesbreakerのコントロールは、ゲイン、トーン、ボリュームの3つで、シンプルな構成です。
ゲイン
Bluesbreaker単体の歪みは弱く、ゲインを3時以降にしなければ、ストロークで歪みませんでした。
そして、ゲインを全開にしても、シングルノートでは歪みを得られませんでした。
そのため、Bluesbreakerを単体で使う場合は、軽い歪みのバッキング専用で使うのが良いと思いました。
トーン
トーンは、効きが良く、こもった音からジャキジャキした音まで作ることができました。
そのため、好みの音質にしやすいエフェクターであると思いました。
ボリューム
ゲインを絞った状態ではボリュームを上げても、たいして音量が大きくなりませんでした。
そして、大きい音量にするには、ゲインを3時以降にしてからボリュームを上げる必要がありました。
また、Bluesbreakerをブースターとして試してみましたが、いまいちでした。
もしかすると、トランジスタアンプとは相性が悪く、真空管アンプの方が相性が良いのかもしれません。
Bluesbreakerを探す
Bluesbreakerは、以下のECサイトで探せます。
まとめ
- 単体の歪みは弱く、ゲインを3時以降にしなければストロークで歪まなかった
- トーンでこもった音からジャキジャキした音まで作ることができた
- 大きい音量にするにはゲインを3時以降にしてからボリュームを上げる必要があった
今回の試奏では、Bluesbreakerを軽い歪みのバッキングで使うのが良いと思いました。
また、今回は試しませんでしたが、Bluesbreakerをアンプに見立てて、Bluesbreakerをブースターなどでブーストすると良い感じになってくれるかもしれません。
Bluesbreakerは良いエフェクターですが、今回は購入しませんでした。
その理由は、The Guv’Nor、Shredmaster、Drivemasterも試奏してから購入を判断したいからです。
Bluesbreakerは、激しい歪みを求めている人には向きませんが、軽い歪みを求めている人におすすめです。
軽い歪みのエフェクターを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Bluesbreakerについてはこちらを参照してください。
Bluesbreakerは、以下のECサイトで探せます。